キリンビール向日町工場の跡地について、広大な面積に映画館等を含む大規模商業施設が計画され、向日市は此の地域をにぎわいのあるまちにして、東向日なり西向日に相乗効果をもたらすと施策の発表がなされているが、此の地域は大部分が京都市域の土地であり利益の税金は総て京都市に入り、又向日市住民は北に向かう習性があり、例えは南方の長岡京市に大商業施設が出来たとしても向日市住人は京都市の方に流れるのが昔からの習性である。
又、向日市で商売が成り立たなくなったら、商業者がなくなり、高齢化を迎えて来る中で、まちの形体にバランスがくずれるのも必至であり、まち全体が総ての角度で悪循環状態になってしまう。
要するに住みよい市民のためのまちづくりに市全体の均衡ある発展を目指さなければならない。
従って相乗効果は全くなく、かえって向日市の地盤沈下に繋がる。此の事は今後の向日市民を不幸のどんぞこに落とすことになる。又予測されるのは付近の道路に渋滞を招くだけある。
此は既に10年前に本会の木村会長が建設経済新聞に1P全面を使って警告を記事にした経過がある。従って向日市もその時に認知しているはず?
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